破天荒遊戯とソウルイーターにみる夢

破天荒遊戯ソウルイーターも、私が好みそうにもないのにかなり好き(だった)のはなんでなんだろーって考えてみた。
破天荒遊戯はまぁわかりやすい。ドリカム状態でありながらにして主人公の女子がビッチじゃない。うむ。
ほいでもって、はいこれ重要。彼女自身が愛されることに対して肯定的。女子向けハーレムでよくあるのは「なんのとりえもない私なのになぜか運命のイタズラで男前たちに囲まれて生活するようになっちゃって望んでないのに惚れられちゃって気づいたら私……ドキドキしてる……!なんでなの!あんな奴(ら)!」というパターン。ある日空から女の子たちが降ってきて……の女子版ですね。で、私はこれをヘイトしているのですけれども、ラゼルちゃんにはそういう、口では「私なんて」って言ってるけど実はそんな「私」を無条件に愛してくれる男前が強引で…!という女子用ドリーム、としての鬱屈がない。……いいね!やっぱりラゼルちゃんはいいね!(いやまあ、破天荒遊戯にはこれはこれで相当な鬱屈とオタク女子ファクターがありまくるわけですけれども)(囲んでいる男ふたりが、片方はアニメ的に襟元がでろっと伸びたランニングをきているタレ目の茶髪と、白髪で中二病の無口くん、という微妙なところとか)(走って追いかけるアルゼイドたんは爆笑だったネ)(きゅんきゅん)
愛すべき幼女が、変なおっさん二人に愛されていて、その関係の在り方を肯定している。全然うまいこと説明できてないけど、これって一方的に愛でたり愛でられたりしている関係じゃなくて、対等だってことだと思うんですよね。そして、これ、私にとってかなりのドリー夢。
で、なぜか自分アンテナの同じような部分が反応しているのが今期のソウルイーターでして。
いや、でもこれハーレムってわけじゃないしなーって5秒くらい考えこんでわかったんですけども。マカとソウルの関係が、普通に男子同士の関係と同じ方法で描かれているんですよね。マカを男子に置き換えても、この話は破綻しないの(今のところ)。もちろんマカはパパ嫌いで男性ヘイトとかいう属性を持ってるんだけれども、今のところは意味ある発動をしてないし。多分今後、マカとソウルが恋愛めいた何かを見せ始めたら私は静かにさめてしまうんだろうなって思うんですけれども(いやいけるかも、という気もする)(どないやねん)(マカとソウルの関係はとっても801っぽいノーマルだってことです)(いまおもいついた)
でもこの、従来男子同士として描写されてきた立ち位置にいる女子って、私にとってかなりのドリー夢です。
というわけで、私はドリ脳だ、というお話でした。知ってた知ってた。でも私はすにゃおのお嫁さんになりたい(ぽ