起動戦士ガンダム00

セカンドシーズンになってから、どうもぱっとしなかった00ですけれども。最終回は面白かったです。おかっぱビリーはなに真顔でしれっとそれすたるびーんぐに混じってんだ!とか。戸口にいるミスターブシドーとか。
何はともあれ、ガンダムマイスターたちが全員生きてて良かった。なぜ生き残れたのかさっぱりわかりませんけれども、刹那の魔法のお粉の力かなんかだと思います。その程度でいいよ。生死なんて。
というか、前半はあんだけ人間の気持ちの物語を描いていたのに、後半イノベイターの陰謀とかばっかりで大好きだった人たちへの思い入れがバンバン薄まったから生き死にがどうでもよくなったんだな。ロックオンにイノベイターへの真剣な憎しみを抱かせるためだけにアニューはロックオンとくっついて死んだんだろ?としか思えないもん。ネタとしては色々面白かったけど、最終的にアニメとして、合計4クールかけた物語として面白かったか、と問われるとイマイチというのが私の結論。

しかし、あれだね。貧乏姫とせっちゃんは、もうちょっと何かあるかと思ったんだけど。何もなかったね。こう、恋とか愛とかそういう方向のアレが。それが美しいっちゃー美しいので良いですけれども。若干の肩透かし感です。もっとーこうー手紙とかじゃなくー目指すところは一緒なのにわかりあえないっぷりをーすれ違ったりしてほしかったーー。
しかし、前回のロックオンのときのアニューと言い、姫さまと言い、ちょう大事な戦いのときに霊界通信してくるのは邪魔なのでやめるべきです。あとオーガンダムは漂いすぎ。爆笑してしまったではないか。しかし…幼年期の終わり木星バーンて…映画なにするんだろう。姫様と刹那の休日でいいんですけどーー。