『いとこのビニー』

ツナ缶をひょんなことから万引きしちゃっただけなのに、殺人容疑で逮捕されちゃった青年とその友人。ツナの万引きのことで警察につかまったんだとばかり思い込んで、うっかり罪状を認めてしまったら牢屋にいれられてしまって……というお話。二人を救うために青年のいとこの弁護士(ビニー)が弁護しにきてくれるんだけど、司法試験に6年がかりで合格してこれが初めての裁判という冴えないおっさんで、まーあ、これが不安!彼女もなんかトンチキな格好してるし!(でも可愛い)
面白かったです。
毎朝起こされるところとか、公選弁護人とか、ベタだけど笑っちゃうった。裁判官のでっかい押し出しの強いおじさまと、冴えないチビのビニーの画的なコントラストとかも、とても素敵な映画でした。そして思っていたよりもずっとちゃんと法廷で争う映画でした。彼女かっけー!
彼女が文句なしに可愛くてかっこいいので、なんでビニーと彼女が付き合うようになったのか、彼女がビニーにベタ惚れするエピソードを知りたいよ。
それにしても、アメリカで誤認逮捕されたら、絶対に罪状を認めてはだめですね!南部こわい!「日本語のわかる人を呼んで下さい」「弁護士を呼んでください」は何ヶ国語かで覚えておくべき!