読書日記 『風の谷のナウシカ』 宮崎駿

風の谷のナウシカ 1 (アニメージュコミックスワイド判)

ということで、さっそく漫画も読書日記に加えるという節操のなさ。

えーと、このワイドコミックスの奥付が、カバーに印刷されているというフランス書院のようなことになっていて、１巻の初版発行日がわかりませんでした。
ていうか。安いよ。330円だよ。１巻。この頃はまだ漫画はこれくらいの値段で買えたんだなあ。使っている紙があまり良くないとは言え、このサイズでこの値段って、今だったらありえない。800円とかする。絶対に。

ということで、いまさらながらのナウシカ。
もちろん初読ではありません。何回読んでも面白いなあ。ということを確認するために年に一度くらい再読しています。
なんでこれを描いた人が、『もののけ姫』とか作ったんだろう。というのが感想。これがあれば十分だったのにねえ。

昔も今も、クシャナが一番好き。かっこいいなあ、クシャナ。

映画しか観ていない人は、原作を読むと良いと思います。映画は、本当に本当に一部分でしかない。あれは始まりでしかない。ナウシカで語られていることは、人間讃歌です。それでも生きていこう、という。
ああ、それを考えるだになぜ『もののけ姫』なんか…