そうびーそうびー

LOVELESSの感想みてまわっていたら
http://d.hatena.ne.jp/taro-r/20050407#p2

やおいアニメかと思ったら,女の子が絡んできてびっくりした。しかも巨乳。
腐女子的にはエロイのだろうか?。こういうのエロイのか?…。男子的にはぞっとしたんですが,百合ものを見る女子はこういう感覚なんですか?。

という記述があってちょっと新鮮。これがエロく見えないのか…
そして。そう。がゆんの漫画にはかならず、愛すべき巨乳の女の子が登場するんです。これはもう、がゆんがオタクだからとしか言い様がないと私は思います。オタク脳だから、乳がでかくて明るくて素直で強がりで優しくてカワイイ、いわゆる昔からのステロタイプのオタクが大好きそうな理想的なファンタジー女子のことが大好きなんだよ、がゆんも。
たぶんLOVELESSのゆいこに一番近いのは、『源氏』の頼子。体現止めは、がゆん節。
で、がゆん女子は、がゆんホモの男子に「○○ちゃんのこと、大好きだよ。○○ちゃんのためだったら、なんでもしてあげるー♪」とか言われてニッコリされて、ドキドキしちゃって、でもそのわきにモノローグで「でも、魂は、××(ホモ相手)のもの…!!」みたいなことが書かれちゃってて「この気持を…愛と呼ばないのなら、愛なんていらない!!」みたいなこと書かれちゃってて、いつのまにか蚊屋の外に出されちゃってて「ごめんね」とか言ってチューされたりしてな。報われないのな。健気なのにな。報われない前提で書かれている健気さだから、健気120%な。


しかし、がゆんは、本当にこういう「名前のつけにくい男同士の友情は遥かに越えちゃった関係」が得意だよなー。いや、まあ、有り体に言ってしまえばホモなんだけど(でもホモとは名付けられないっていうか。ヤってても、ヤってても、ホモとは言い難い何か、が、あるんですよ。がゆんに、は。な。わかんないよな。わかる人にはわかると思うんだ。なんか段々とがゆん熱がやばいことになってきましたよ。書いてるうちに自家発電)。
ほいでもって、大野さんが言っている

ホモが嫌いな女子なんていません!

は、ヤオイではなくて、こういうのを指すんじゃないかと思うんだよね。こういう、LOVELESSみたいなの。ファンタジーな美しさで、ファンタジーな恥ずかしさで、ファンタジーな情熱で、乙女心をくすぐるの。


とか、語ってみたりして。がゆん熱はこわいからあんまり燃え上がってほしくないんだけどなーーー。


ちなみに、腐女子は百合萌えを理解する脳を併設していることが多いように思いますので、ぞっとしません。レズとかフタナリになると、エロというジャンルでの男の一人称視点なのでまた別のハナシということで。