理想の関係

料理は女が作るもの、という考えにのっとって書きます。激しいフェミニストの方々は帰った帰った!
自炊している男の子はいいですね。酒のみで、つまみを自分でささっと作る男子もいいですね。いや、子でなくていい。男性、でいい。むしろ料理ができる大人の男がいい。
ただ、自分の彼氏とか旦那とか一緒に暮らす相手となるとまた話しはちょっと別だと私は思うのですよ。
だってね、料理が上手な相手に自分の作ったものを出すのは苦痛じゃないですか。味付けにダメ出しなんてされようもんなら逆ギレしちゃいますよ。「もう作らない!」ってなりますよ。それオレね。私がなりました。一緒に暮らしている恋人にダメだしされてから、自炊率が1/10くらいになりました。
悪いことに、私は割と料理が得意だと思っていたと言いますか。彼と暮らすまでに男女取り混ぜて4人の方と一緒に住んだことがあるんですけれども、ずーっと料理担当だったのです。自信がちょっとあったのです。私の繊細なプライドが粉々になったのです。そーんなこと言うなら、テメーで作りあがれこのデコスケ野郎!エーン(><)
私の恋人は大変に人ができているので、そんな逆ギレで私が料理を作らなくなってコンビニ弁当やら外食やらばかりになっても文句ひとつおっしゃいません。性別は男ですが女神と呼んでも支障ないでしょう。すばらしいなあ!!そんな女神さまの忍耐強い持久戦の甲斐あって(?)私は最近また料理をしようかなという気持ちになってまいりましたが、ここまで回復するのに3年くらいかかりました。なげえ!
そんな自分語りはおいておいて。何が言いたいかって、つまり。料理へのダメだしっつうのは危険だということを男性諸君はよく心に刻んでいただきたいのです。
でもって。難しいことには。だからと言って料理がからっきしな人に、なにを出しても「うまいうまい」って言われるとか「キミが作ったものならなんでも美味しいよ☆」とか言われてもこれはこれで腹立たしいのですよ。だって、それ、味は無関係ってことじゃないのね?本当に美味しいわけじゃないじゃないね?とか。思っちゃう。ことこ、思っちゃう。わけでして。
料理上手な男はかっこいいし憧れるけれど一緒に住むには私の性格に問題がありすぎるナ、と思うのでした。といって自炊をまったくしない男はむかつくし。難しいね。
一緒に創作料理(なんにでもマヨネーズをかけてみるなど)を考えたりできる目線が同じ人か、料理の指導が奇跡のように上手な男が理想です。