陰陽大戦記

ついに終わってしまったー。・゜・(ノд`)・゜・。
まさおみさん萌えからCP相手探しのために見続けていたのに、気づいたら夢中で観ていた一年でした。一年……長い……。というわけで、最終回をやっと観ました。
前回に引き続いて卒業式かと思うような呼びかけ台詞。3人で順番に言うー。最後は声揃えるー。というのを式神もやっていてちょっと笑った。
1200年の長きに渡って、意識だけは有したままどうすることもできずに封印されていたうつほたんが、結局は人間と式神の可能性に納得して老いて消えてしまうのが悲しくて悲しくて。戦って倒すのでも、封印再度してしまうのでもなくて、ちゃんと納得させてっていうところが陰陽大戦記の良いところなのですけれども……。うつほたんが消しちゃった式神たちをみんな復活させて闘神士のところに帰すんだったら、薄紅たちも泰山も復活させるんだったら、そんなにもみんなHAPPYにするんだったら、うつほたんだって幸せにしてあげてもいいじゃないかーー。寂しがりやの子どもが、封印されて人間の醜い部分をみつめながら1200年もすごさなくちゃいけなくて、それで歪むなっていうほうが無理じゃないかー。
そこだけは納得いってません。時渡りの鏡とかいうアイテムがあるんだったら、うつほたん封印のところに戻って根本的な解決をしてあげてよ!!! でもそれやっちゃうとタイムパラドクスが生じちゃうか……りっくん存在できなくなっちゃう……? このへんちょっとよくわからなくなっております。
って、まーさーおーみーさーーーん。なに残ってるのー。うつほたんと運命を共にする気なの?! えー。そんなことしてどうなるっていうのー。生きてー生きてー。
って思ってたら普通に木陰から「よ!」と登場。そ、そうか。うん、生きててくれたなら、ま、いい…か……。キバチヨと二人で並んで薄紅に叱られてる姿は本当に幸せそうだったよ。17歳だもん、な。
Bパートの後日談は他の人たちも全部好きでした。ああ、日常に帰っていくんだね、みんな。テルはなにしてるのかな、それ。ユーマとミヅキちゃんもなんかうまくいってるみたいで何より。ツンツン頭よりもそちらのほうがお似合いですよ。ソーマくんもすっかり立派(?)になって。株とかやってたのはこれに繋がるのね。で、ヤクモさんといた女はどこのどいつなんだい? え? 漫画なんて読んでないよ! 急に「ばいす!」とか言われても知らないよ!! そのへんの遊び心は嫌いじゃないから良いけど!
あと、おじいちゃんは何してたんでしょうね。ずっと石碑探してたの…? もうすっかり死んだものだと思い込んでいたので思わぬ登場にびっくらしました。石碑のところ、りっくんの両親の思いがちゃんと伝わってよかったけど「時空を超えて〜」は、ちょっといかがなものか。未来に送ったものの、自分たちは愛してたよってことを伝えたかったんだろうけどなー。生まれ変わった新しいユリ先生が活躍したのは楽しかった。そのための存在だったか!
なんだかんだ言って泰山も生きてて嬉しかった……んだけど、でも、オニシバはうつほたんに破壊されたわけじゃなくて、戦闘で倒されたから戻らないんだね…。おもしろおかしく、外につれてったらおびえちゃいまちたーみたいになってたけど、オニシバと泰山の組み合わせが相当好きだったので地味に悲しかったです。えーん。オニシバのラストがこの番組で一番好きだったかもしれません。
って、ああ、もう、書くことが多すぎるよ! だって好きだったんだ! コゲンタのことも、りっくんのことも、まさおみさんのことも、この番組自体も!! ミカヅチ編終了頃からちょっとグダグダだったけど、でも好きだったんだよー。なずなちゃん触手回だって好きだったんだよー。まさおみさんの前半のバンクの小首かしげとか! 後半のバンクの背中モロ出しとか! 好きだったんだよーーーー。
そして、最後はランゲツとコゲンタのお別れのシーン。どっちもすごく良かった。泣けた。最後、桜の木のところにたゆたっていたコゲンタは、またいつか、何十年後かには誰かの式神になるんだね。

白虎のコゲンタ、ここに契約を、満了する!!!

強くなったね、りっくん。よかった。本当に良いアニメでした。