「働きマン」

うーん。原作通りに面白かったんじゃ?と思いますけれども、原作より面白かったか、と問われると首をかしげる感じだったかなぁ。上記の「僕等がいた」みたいに、少女漫画的大ゴマ演出の再現とかもなかったし。登場人物が各自視聴者にむけてインタビューに答えるみたいな形式で軽い自分語りするのもたしか原作通りですよね。
あ、でも一つだけ割りと「うを」と思った部分があったんだった。あれです。水漏れして、仕事に遅れて、怒られて、仕事山盛りで、みんな逃げて、それでも家に帰って水漏れの片付けをしなくちゃいけなくて、うわー!って叫びだすところ。漫画で読んでいた時にはフーンって普通に読み流していたんだけども、アニメで声をあげて「もうやだ!」って叫ばれたら「ああ、ストレスで追い詰められてヒステリーおこしちゃったんだな」って、妙に生々しい説得力があった。
ただ、最終回とその前の回が、まあ同じ時間軸で起きていたことを違う視点で語っている形式だから仕方ないにしたって、かぶりすぎていて、なんだかなーでしたね。えー最終回が手抜き総集編にみえるーって。
アニメじゃなくてドラマでやりゃーいいのに、っていうのはその通りだと思うけど、でもこれをドラマでやろうとしたら下手すると「ハケンの品格」とか「ショムニ」みたいなことになりかねないので、まあこれはこれで良かったんじゃないかな!